2009年5月6日水曜日

地鎮祭

地鎮祭をすることにした。いや、実はするつもりはなかったのだが、親戚筋からの強い意見があり、することにしたのである。生和建設によると地鎮祭をする物件オーナー(地主)は半分ぐらいなのだそうである。今や地鎮祭をせずに着工するのは珍しくないのである。
地鎮祭は神社に頼むのだが、これが結構安くない。お祭りだけではなく、更地にテントを立て、祭壇や盛り土を用意するなど事前の段取りがあるのだが、この準備が大変なのだ。普通は神社はお祭りの部分しかしないので、テントその他の準備は工事会社がするのだが、工事会社もそれが専門ではないので普通は十万円から十五万円ぐらいかかってしまうらしい。神社への玉串料も含めると二十万円ぐらいになるだろうか。ところが最近は地鎮祭専門の神主、神社もあるそうで、そこでは事前の作業もセットに含まれる上に全て合わせて五万円ぐらいで納まる。前の晩から設営をするのだが大変手馴れて要領よく済ませてくれるそうだ(工事会社に頼むとこの辺りの手際はよくない)。生和建設もそういうところとコネがあるので、生和建設に頼んで手配してもらうことにした。日取りは4月12日(日)の午前10時からになった。
実際にやってみると、なかなか良いものだった。施主の私が儀式に参加して盛り土にシャベルを入れたり敷地の四方に塩を撒くのだが、生和建設の設計責任者も同様に参加するなど、建物を建てる作業は多くの人の共同作業なのだと認識を新たにできた。そしてつつがなく工事が完了することをお願いできた。手際よく進み終わるまで30分ほどだっただろうか。地鎮祭の後、地元の神社にお参りして鎮守の神様にもお願いした(こうするのが正しいやり方らしい)。

0 件のコメント: