2009年5月5日火曜日

韓国で思ったこと

2月に韓国に行く機会があった。ソウルにある最先端の巨大ショッピングモール、COEXモールへ行ったが、そこでの体験について書いておきたい。

ソウルでも最先端のスポットであり、東京にあるショッピングモールと変わらない。IT技術の利用については日本よりも進んでいると思われる部分もある。その一例が以下である。これはショッピングモールの案内板であが、これ自体は珍しいものではない。
あっ、と思ったのは、これが巨大なタッチパネルスクリーンになっているのだ。興味のあるエリアやお店をタッチすると、そこの拡大図や詳細情報が表示されたりする仕掛けである。凄いと思って使ってみると、これがなかなか使えないのである。まず前の人が使い終わるのを待たないと使えない。ただの表示板なら横なら覗き込んで目的を果たすことができるが、このシステムでは使用中の人が詳細情報画面や拡大図を表示をしていると、もう案内板としては使えない。急いでいる時は困ってしまう。

さらに困ったことは、ハングルのみ対応らしいことである。いや一応「English」という選択肢があるのだが、そこを押しても英語はさっぱり出てこない。操作方法が悪かったのかもしれないが、手も足も出なかった。ちなみにCOEXモールにはインチョン国際空港へ直結のバスターミナルがある。こんなことで良いのだろうか。

もう一つの困った体験が以下である。トイレに入ると、便座には全てウォッシュレットが装備されている。だが感心したのもここまでだった。いざ使おうとすると、操作パネルがハングルのみなのだ。日本ではボタン類にはわかりやすいイラストやアイコンがついていたと思うが、その程度の配慮はして欲しいものである。これでは怖くてボタンが押せないではないか。

いろいろと頑張っているのはわかるが、国際都市の最先端スポットにしては、詰めが甘い。そう思えてならない。

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